こんにちは。タケナカです。
少し前ですが、9/19に京都の平等院にいってきました。私は滋賀住まいなので、まぁ行けない距離でもないけど、行ったことが無い有名スポットという事で前々から気になっていたので今回ようやく赴いてみました。
普段はデスクワークで引きこもりがちなので、行きたいところリストに従って月一くらいはどこかに出かけてみようと画策しています。
目次
平等院鳳凰堂とは
永承7年(1052)、関白藤原頼道によって、父道長の別荘を寺院に改めて創建されたお寺です。10円玉の表面に描かれている事でも有名ですね。より詳しく知りたい方は、公式HPやWikipedia等ご覧下さい。
拝観時間はAM8:30 – PM5:30までです。
ただし、鳳翔館(ミュージアム)はAM9:00 – PM5:00まで。
平等院までのアクセス
電車でのアクセス
- JR奈良線(みやこ路快速) JR宇治駅から徒歩10分
- 京阪宇治線 京阪宇治駅から徒歩10分
自動車でのアクセス
平等院には専用駐車場はありません。ただし、近隣にはコインパーキングがあります。HPによると平等院南門前の「宇治駐車場」をご利用くださいとの事です。
平等院南門前の宇治駐車場データ
■ 収容台数 ※ 収容台数は駐車状況によります
- 普通乗用車:75台~200台
- バス:15台~45台
■ 料 金
- バス 2,700円(税込)
- 普通車 700円(税込)
- 単車 300円(税込)
- 大型車 1,000円(税込)
http://uji-parking.com/
行程
今回私は京都駅からJR奈良線(みやこ路快速)で行きました。京都駅からJR宇治駅までは17分ほどでした。JR宇治駅には、平等院までのルートが書いた紙が置かれています。
駅から平等院までは、普通に歩けば10分ほどですが、表参道沿いに色々お店がありますので、写真を撮ったり見ながら歩いていると20分くらいはかかってました。
JR宇治駅のロータリーです。
駅ロータリーから信号を渡ってすぐに伊藤久衛門本店があります。(正面写真は撮り忘れましたが、写真右側の建物です)
宇治駅から平等院へ向かう道なりには中村藤吉・辻利といった、お茶に詳しくない方でも一度は耳にしたことがあるようなお茶屋さんが並びます。中村藤吉本店です。
辻利宇治本店。AM:9:00頃でしたので、人通りも少なくほとんどの店がまだ開いていませんでした。
源氏物語宇治十帖 夢浮橋(ゆめのうきはし)ひろば
平等院の表参道入口前に夢浮橋(ゆめのうきはし)ひろばというものがありました。詳しく知りませんでしたが紫式部像があります。紫式部は藤原彰子に仕えていたとの事です。
橋の上から。
平等院表参道
表参道の入り口に立っている鳥居です。横の建物ぎりぎりに鳥居の立っている感じが京都っぽいように感じました。あまり寺社仏閣には詳しくないですが、確か京都の晴明神社に行った時も結構建物との隙間がぎりぎり感のある鳥居だったような気がします。
平日のAM9:00頃なので人通りはまだまばらです。平等院表参道のお店もまだほとんど開いていません。ただ朝からお茶を作っているお店などもありお茶の香りは漂っています。さすが宇治だけあって、まだ開いていないながらもお茶関係のお店が多いです。
宇治の抹茶ソフトは美味しそうでした。平等院の入り口すぐ目の前にスターバックスコーヒーもありました。
平等院の拝観料
平等院の拝観料は以下の通りです。(2018/10)
拝観料 通常
大人 | 600円 |
---|---|
中学生 | 400円 |
小学生 | 300円 |
拝観料 団体(25名以上)
大人 | 500円 |
---|---|
中学生 | 300円 |
小学生 | 200円 |
拝観料の中に庭園+平等院ミュージアム鳳翔館の入館料が含まれています。ただし、鳳凰堂内部拝観は上記とは別に300円が必要です。詳しくはホームページをご覧下さい。
平等院
前置きがだいぶ長かったですが、ここからようやく平等院の中に入ります。入口で拝観料を支払って門をくぐります。
平等院の門をくぐってしばらく進むと鳳凰堂の少し手前で左手に藤棚が見えてきます。今回はシーズンではなかったので写真の通り青々としていますが、藤の季節には綺麗で有名だそうです。
一番のメイン鳳凰堂です。鳳凰堂の外観は2012年に改修されたそうです。初めてなので以前どんな感じだったのかは分かりませんが、見た感じすごく綺麗な印象です。天気も良く、さすが写真映えします。
正面から見ると10円玉で見るやつですね。天気も良く、風も無かったので水面にも綺麗に映っていて美しいです。池は阿字池(あじいけ)というそうです。
写真では分かりづらいですが、鳳凰堂内の阿弥陀如来が外を見えるように、正面に丸い窓があります。
屋根には鳳凰堂のシンボルともいうべき黄金の鳳凰が2体確認できます。
鳳凰堂内部拝観
鳳凰堂の内部拝観は20分おきに、50人ずつ案内されます。9:30, 9:50, 10:10, 10:30, 10:50…といった形で9:30~16:10の間、20分おきに1日21回拝観が行われます。
少し前になると入り口付近に人がぞろぞろ集まってきます。日差しが強かったのですが、日陰で座る所が藤棚の前だけしかないので、日差しを浴びながら待つことになりました。
9:50スタートだったのですが、10分前くらいから既に、説明がスタートされますので注意が必要です。
内部は写真撮影等は一切禁止となっています。壁に触れたりも禁止で、リュックや衣服が壁に触れないか係の人が目を光らせています。何人か注意されていました。
実際に拝観する部分は中央の阿弥陀如来坐像の部分だけです。私が行った2018/09では修復作業中で如来像の周りに足場が組まれ、職人の方が修復作業を行われていました。
内部拝観は10分~15分程だったと思いますが、説明は丸暗記されているようで流暢な説明をしてもらえます。ちょっと独特な感じです。外国人もいましたが(むしろ多いと思いますが)多分何もわからないような感じでした。
六角堂
六角堂の手前に、集印所という所があって平等院の御朱印がもらえるそうです。私はあまり興味が無かったので貰いませんでしたが、御朱印目当てで来る方もいるようです。
鳳凰堂対岸から
極楽浄土の宮殿をモデルとした形のためのものなので、鳳凰堂の左右の翼廊(脇の建物)は特に建物としての意味はないものだそうです。
平日のAM9:30くらいなので、人もまだ少ないほうだと思いますが修学旅行生などが結構いました。
平等院ミュージアム鳳翔館
この先の順路として平等院ミュージアム鳳翔館に進みます。最初はミュージアムも料金がいるのかと思っていましたが、入り口で支払った拝観料の中にミュージアムの入場料も含まれているそうで、そのまま順路に従ってミュージアムの中も見られました。
2001年にできたミュージアムとの事で、平等院の景観を害さない配慮の元で設計された建築という事で、入り口はあまり主張しない感じですが中は近代間を感じる建物でした。
ミュージアム(鳳翔館)の中は結構広く、平等院に関するものが沢山展示されていましたが、撮影禁止でしたので写真はありません。昔、実際に屋根の上についていたとされる国宝の鳳凰2体をはじめ、各種仏像や壁画など沢山展示されています。
ミュージアムの中を一通り見終わると、お土産物屋さんに出る作りになっています。だいたいお土産物価格です。
鐘楼
平等院表参道でランチ
一通り平等院を見終えたので、少し早いですがランチを食べようと表参道を歩きます。まだAM11:00前だったので開いているお店が少なかったですが、せっかくなので宇治の茶そばを頂きました。
やはり宇治に来たらお茶・抹茶系がおすすめですね。
まとめ
この日は、別の予定と合わせて宇治方面へ出向いたので、最初にいった平等院は割と早めの時間だったので人も少なく、ゆっくり見て回ることが出来ました。
ただ、平等院表参道はAM11:00頃まで開いていないお店が多いですので、ランチを考えている方はもう少しゆっくり行った方が良さそうです。