こんにちは。タケナカです。3/6に滋賀県の北比良最高峰釈迦岳に行ってきました。
釈迦岳は似たような名前の山が沢山ありますが、滋賀県の比良山地にある釈迦岳(標高1060m)です。全体的に開けたポイントがほとんどなく木が生えていますので眺望はいまいちでしたが、パウダースノーでいい雪山登山の練習になりました。
目次
釈迦岳へのアクセス
電車・バスでのアクセス
公共交通機関で向かう場合は、JR湖西線の比良駅から「イン谷口」というバス停までバスが出ています。イン谷口のバス停から登山口までは徒歩2,3分です。比良駅から登山口まで徒歩で20分程なので歩けなくもないです。
自動車でのアクセス
車の場合は、登山口の目の前に無料駐車場があります。
釈迦岳のある比良山地は様々な山が連なっているので、縦走が可能で登山口や登山ルートは色々選べますが、今回は釈迦岳の直線登山の往復ルートです。
釈迦岳登山開始
イン谷口のバス停から右に分岐すると直ぐに無料駐車場があります。そこからすぐに釈迦岳に向かう登山道に入ることが出来ます。
写真は平日の午前10時ころです。
登山道の入り口は駐車場の目の前にありますので非常に分かりやすいです。
登山道を入ると最初に丸太の橋を渡って川を越えるとすぐに倒木だらけのゾーンに入ります。倒れてから少し時間が経っていそうな木が多かったので恐らく数年前の台風で倒れたんじゃないかと思われます。
麓から1/3くらいは倒木が続くのでくぐったり跨いだりの連続です。登山道もルートがちょっと分かりにくい所が何か所かありました。
路面に関しては登山口から中腹くらいまでは落ち葉が多くフカフカの道なりが結構続きます。中腹から山頂までは雪が積もっていました。
途中で標識がありました。登ってきた道は(難路注意)だったようです。。
中腹以降の雪道を進んでいくと、7割くらい進んだところで急に崖のようなところがあります。普段からトレッキングなどに慣れている人からすれば大したことは無いと思いますが、初心者がハイキングの延長で来ると壁のようでちょっと面食らうかもしれません。
ロープにつかまりながら慎重に登っていきます。
釈迦岳はほとんどの場所で木が生い茂っているので眺望がほぼありません。冬場は木の葉が枯れ落ちているので隙間から琵琶湖を見ることが出来ます。
実際にはもう少し綺麗には見れるのですが、写真で見ると全く眺望が伝わらなくなってしまいます。
釈迦岳 山頂
登山開始から2時間ちょっとで山頂に到着しました。標高は1060mです。釈迦岳と書いてある以外には特に何もありません。
主に縦走する人が多い山なので、ヤケ山・ヤケオ山への標識がでています。
この日は平日だったこともあってか、登山者は少なく、登り・下り合わせて2人しか会いませんでした。雪道だったので誰か2人先に登っていた跡はありました。
山頂には誰もいませんでしたので、ここでお昼を頂きました。相変わらずのカップラーメンですが、今回はエビのトマトクリームを頂きました。美味しかったです。
琵琶湖方面は木が生い茂っていて写真としては眺望が少しいまいちでしたが、少しだけ開けていたので眺望の写真をとりました。
唯一少し開けていた、山頂から北側の写真です。
ここ以外に釈迦岳は眺望がほぼ望めません。冬場は木の隙間から琵琶湖を見ることが出来ますが、夏場で木々に葉っぱが生い茂っているとほぼ難しいと思います。ですので比良山系から琵琶湖の眺望を楽しみたいという方は、縦走で他の山も回ることをお勧めします。
この日は少し曇りでしたが、晴れ間もあり景色は悪くありませんでした。
釈迦岳 下山
釈迦岳は他の山への縦走が可能なので、東方面にはヤケ山やヤケオ山に行くことも可能です。西方向には次郎坊山や足を延ばせば武奈ヶ岳など、また南に下ると金糞峠から堂満山などと縦走ルートが豊富です。
ただ、今回は車で来ていたので同じ駐車場に戻りたかった事と山頂付近は深くないもののしっかり雪が積もっていて、アイゼンなど雪装備を持っていなかったので無難に来たルートで返ることにしました。
おかげで難所の崖のようなところをまた通る事になったのですが、雪で滑りやすさもあり下りは少し危険でした。下りは少し雪が解けてきているところもありましたが、全体的に砂地+落ち葉のような登山道なので、泥道にはなっていませんでした。
下りは1時間ほどで駐車場まで下山することが出来ました。ちょっとだけ気の隙間から琵琶湖方面の写真も撮れました。
釈迦岳登山まとめ
今回釈迦岳に登ってみて思ったこととして、登山道は倒木が整備されていないので少し歩きづらいです。全体的な難易度は低いと思いますが、一か所だけですが難所があるので、ロープを伝って登るのが苦手な初心者の方などは、別ルートを検討したほうが良いかと思います。
この日は前日に雪が降ったようでパウダースノーのようなサラサラとした雪でした。べちゃべちゃで滑ったりするかと思ったのですが、この登山ルートでそういったところはありません
でした。今年は暖冬の影響で雪は少なかったのですが、冬場は雪がかなり積もる山なので、冬は雪装備を持って行った方が無難です。
また比良山系全般に言える事ですが、道中にトイレや休憩所などはありませんので、麓でトイレなどはしっかり済ませてから登りましょう。
釈迦岳は眺望がいまいちなので、縦走で登るのがおススメです。武奈ヶ岳には行ったことがあるので、次回来るときは北比良の縦走をしたいと思います。
今月はコロナの影響が無ければ、海外登山に行く予定なので良い練習登山になりました。次回ブログはマレーシアのキナバル登山編になると思います。