こんにちは。タケナカです。
今回は滋賀の赤神山(太郎坊山)に行ってきました。
行くまでは何となく太郎坊山として認識していましたが、細かくは赤神山(太郎坊山)、南箕作山、北箕作山、岩戸山、小脇山などいくつかの山が連なっていましたので、南から北までを縦走往復してきました。
標高自体は全て400m以下の山ですので単体で登るだけなら、さほど体力が無くても登れます。
私事ですが、3月に海外登山を控えているので、積雪の無い近場の低山での足腰強化の目的を含んでいたので、一通り縦走を往復することにしました。
目次
太郎坊山へのアクセス
赤神山(太郎坊山)は、滋賀県の東近江市にあります。
一般的には太郎坊宮(東近江市)への参拝が多いと思いますので、太郎坊宮からハイキングコースへ入っていくのが多いと思います。太郎坊宮へのアクセスは以下の通りです。
電車
近江鉄道 八日市駅 下車 タクシー 10分
近江鉄道 太郎坊宮前駅 下車 徒歩 20分
自動車・バイク
名神高速道路八日市インターチェンジより 西へ10分
国道8号線(友定町・西生来町各交差点)より 東へ15分
太郎坊宮周辺は駐車場がいくつかあります。私は車で「十三仏口」という南側の登山口から登ることにしました。
赤神山(太郎坊山)は、滋賀県の東近江市ですが、今回の登山口は近江八幡市となっていて東近江市の市の境を歩くようなルートでした。
十三仏口 駐車場
十三仏口は、太郎坊宮からみて西側にあります。近くに行くと看板がいくつか出ていましたが、なかなか分かりにくいかもしれませんので行く場合はナビでセットしていくのが良いかと思います。
入り口は猪被害対策のための柵があるので、手動で開けて中に入ります。
十三仏口の入り口までくると分かりやすい真っ赤な看板があります。
十三仏口には車が10台ほど停めることが出来ますが、この日は連休最終日という事もあってか8台くらいは埋まっていました。(祝日のAM10:00頃)
こちらにはトイレと休憩所のようなスペースがあります。山頂のトイレは閉鎖中との事(実際に閉まっていました)ですので、トイレはここで済ませていきましょう。
ただ、こちらのトイレも水が出ませんでした。飲み物を買ったりも出来ませんので、気になる方はトイレ等も事前に済ませてきた方が良いかもしれません。
赤神山(太郎坊山)登山
十三仏口~岩戸山
十三仏口から登山を開始すると最初に目指すは岩戸山になります。十三仏口の写真を撮っていませんでしたが、岩戸山までの道中はお地蔵さんだらけです。
途中で休憩所のようなところがありました。宝くじなどの収益金や市税が入っているようで割とちゃんとした休憩小屋がいくつか建てられています。
全体的に整備された登山道となっています。特に十三仏口から岩戸山は階段が綺麗に整備されています。
十三仏は石垣が綺麗に整備されています。写真はありませんが、ここのすぐには大きな岩があって崩れないかちょっと怖い感じです。
十三仏を後にして、少し行くと岩戸山山頂に到着します。この日は天気が良かったので山頂からの景色が綺麗でした。
パノラマ撮影もしてみました。
岩戸山は標高325.7mなので十三仏口からゆっくり歩いても30-40分くらいで1時間もかかりませんでした。景色を堪能したところで次は小脇山を目指します。
小脇山
元々小脇山城お城があったそうですが、場所は箕作山だそうです。紛らわしいですね。。
小脇山は岩戸山のすぐ隣なので、時間にして15分も掛からないくらいで到着できてしまいます。
あまり登頂の達成感はありませんが、一応373.44mの小脇山登頂です。僅かですが岩戸山より50m程標高が上がりました。今回登った山の中で標高的にはここが一番高い山です。
岩戸山より少し開けて写真が取れたので景色をもう一枚撮影。
方角としては山から南東の方角です。
(南)箕作山
小脇山から何度かアップダウンを繰り返し、1時間弱ほど歩き続けると箕作山に到着します。いろんな呼び名があるのでどれが正式なのかは分かりませんが、箕作山は北箕作山と南箕作山があるようで、こちらは南箕作山372mです。
南箕作山から見て北方面のマップです。
正面中央に見えているのが北箕作山です。箕作山城址とも書かれています。あちらは一本道路を隔てて北側にあるので、縦走する場合は一度降りて再度北箕作山方面へ登る形になります。
写真では分かりづらいですが、奥の方にびわ湖や湖西の山も見えています。
こちらは南箕作山山頂からみた、先ほど登ってきた小脇山方面です。
(北)箕作山 箕作山城址
今回は箕作山城址まで縦走しますので、南箕作山山頂から北へ向かって下山していきます。道なりに下っていくと一本のアスファルトの道に出ます。
道を隔てて向こう側に箕作山城址を挿した看板がありますので、それに従って箕作山城址を目指して再び登っていきます。
登山道は分かりやすく看板も出ていますので、特に迷う事もないと思います。20分ほどで山頂に到着しました。写真には写っていませんが、北箕作山の山頂には大きな鉄塔が建っています。
北箕作山325.4m登頂です。箕作山城址とあったのでお城の跡があるのかと思いましたが、そういったものはありませんでした。
場所は開けているので眺望は良かったので、くどいですが山頂からの景色を何枚も撮りました。
パノラマ撮影もしました。
ここで丁度12時頃でしたので、十三仏口から2時間ほどで到着したことになります。景色の良いところでお昼にカップラーメンを頂きました。
赤神山(太郎坊山)
箕作山城址でお昼を食べて少しまったりとくつろいだので、ここからメインの赤神山(太郎坊山)を目指します。道は来た道を折り返してしばらく行くと分岐があるので太郎坊宮方面(南側)に分岐します。
赤神山(太郎坊山)350mの山頂に到着しました。北箕作山から赤神山の山頂までは30分も掛からないくらいで到着出来たと思います。
こちらは山頂部分が岩でごつごつしています。赤神山は天狗の伝説が残る山との事でパワースポットとしても有名みたいです。
抜けがあるかもしれませんが、これで近隣の山は一通り登ったつもりです。
太郎坊山宮
今回は登山が目的でしたが、ここまで来たの一応太郎坊山宮にも参拝してきました。
登山道ではたまに人とすれ違うくらいでしたが、やはり祝日の昼間ともあってこちらは人が多かったです。(写真には写っていませんが)
皆普段着なので、登山縦走装備の服装だと完全に浮いていましたが、気にせず岩の合間を抜けて本堂へ向かいます。
本堂で参拝したところで、本堂前の舞台から景色を眺めました。(山頂から何度も見たので代わり映えはしませんが)
太郎坊山宮の参拝はほどほどに、再び山へ戻ります。太郎坊山宮の脇にハイキングコースと看板が出ていますので、こちらから赤神山を目指すルートの方が一般的だと思います。
帰りはもっと近いルートがあったのかもしれませんが、再度南箕作山→小脇山→岩戸山→十三仏へのルートでアップダウンを繰り返して帰りました。
この日は2月にも関わらず晴天で汗ばむほどの陽気だったので、結構前半で水分補給してしまい後半で少し足り苦しくなってしまいました。ペース配分は大事ですね。あと水分は余裕を見て持って行きましょう。
十三仏の駐車場に戻ってきたのがPM15時半頃だったので、休憩や参拝なども含めて5時間くらいでした。疲れました。。
赤神山(太郎坊山)登山まとめ
今回は太郎坊山群(十三仏→岩戸山→小脇山→南箕作山→北箕作山(箕作山城址)→太郎坊山(赤神山))を縦走・往復しました。
個々の山自体は標高も低く登りやすい山ですが、なまった体には縦走往復は思った以上に疲労感がありました。
この日は天気が良く非常に山日和で景色も最高でした。標高は低いので体力のない方でも登れますし、山頂が開けている山が多く標高の割に景色を楽しむには良い山です。
私は車でのアクセスでしたが、駅からのアクセスも良いです。登山道も標識が分かりやすいので初心者の方が登山デビューで登るには丁度良い山だと思います。
また、各山の単体登山や縦走など色んなコースが選べますし、足を延ばせば教林坊方面も一日で回ることが出来ますので、ある程度登山慣れした方でも楽しめるのではないでしょうか。
私は来月の海外登山に向けて、トレーニングを兼ねてあと2回ほどは週一ペースでどこかの山に登ってみたいと思います。